「hailo aiで動画を作れるって聞いたけど、どうやるの?」「画像から動画って本当にできるの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではAI動画生成ツール「hailo ai(hailuo ai)」の基本機能や使い方、無料プランでできることまでわかりやすく解説します。
近年注目を集める画像から動画を自動生成するAIの中でも、hailo aiは直感的な操作と自然なモーションが魅力。この記事を読めば、初めての方でもすぐに使い始められるはずです。
- hailo aiは画像1枚から数秒の動画を自動生成できるAIツール
- 口パク・表情変化・視線移動などの自然なアニメーションに対応
- 無料プランでも体験可能だが、秒数や透かしに制限あり
- 商用利用には有料プランの契約が必要
hailo aiの動画生成とは?基本機能と特徴を解説
- hailo aiとは?どんなAIサービス?
- 動画生成ツールとしての特徴とは?
- 画像から動画を作る「Image to Video」機能
- 音声・リップシンクとの連携はできる?
- 無料プランでどこまで使える?
- 商用利用は可能?クレジット表記の有無は?
- どんな用途に向いている?
- 他のAI動画生成ツールとの違い
hailo aiとは?どんなAIサービス?

hailo ai(またはhailuo ai)は、静止画から短尺のアニメーション動画を自動生成できるAIツールです。ユーザーが人物写真やキャラクター画像をアップロードすると、AIがまばたきや表情の変化などリアルな動きを加え、まるで生きているような映像に仕上げてくれます。
特に注目すべきは「手軽さ」と「自然な表現力」。高度な編集スキルがなくても、数クリックで感情豊かなキャラクター動画が作れるため、SNS投稿、YouTubeショート、広告素材など幅広い用途で活用されています。
現在は海外を中心に人気を集めており、日本語にも対応。動画マーケティングやインフルエンサー活動、ECの人物紹介などでの活用も増えています。
動画生成ツールとしての特徴とは?
hailo aiの最大の強みは、AIならではの滑らかなモーション生成能力にあります。以下のような特徴があります。
- 自然な顔の動き:まばたき・目線の移動・口元の変化などが非常にリアル
- 豊富なテンプレート:複数の動作パターンや音声スタイルから選択可能
- 人物以外にも対応:アニメキャラやイラストにも動きを加えられる
- クラウドベースで手軽に使える:PCだけでなくスマホからも操作可能
このような機能により、まるで“感情を持つアバター”のような演出が可能で、プロモーション動画やプロフィール紹介、プレゼン資料などでも活用されています。
画像から動画を作る「Image to Video」機能
hailo aiの中核をなすのが「Image to Video」という機能です。これは、静止画像をもとにAIが自動で動きをつけて動画化する機能で、次のような流れで利用できます。
- 画像をアップロード(人物写真やキャラ絵など)
- 動作テンプレートを選択(うなずく・話す・感情表現など)
- 音声をアップロード or AI音声を選択
- 数秒で動画が自動生成(約3〜10秒)
テンプレートは感情別(喜怒哀楽)やシチュエーション別(挨拶・自己紹介など)に分類されており、簡単にプロフェッショナルな動画が作れます。
静止画からアニメーションを作れるhailo aiとあわせて、「ConoHa AI Canvas」でAI画像そのものを生成すれば、ゼロからの映像制作がより自由に。AI画像×AI動画の組み合わせで、プロ顔負けのビジュアル制作が可能になります。
音声・リップシンクとの連携はできる?
はい、hailo aiは音声連携にも完全対応しており、次の2つの方法が選べます。
- ユーザー自身の音声を録音・アップロード
- AIが自動でテキストを読み上げる(ナレーション機能)
どちらの場合も、AIがリップシンク(口の動きと音声の一致)を自動で調整してくれるため、違和感のない会話動画が作れます。
さらに、音声の抑揚やテンポ、声の種類も選べるため、より感情豊かなアニメーション表現が可能です。
無料プランでどこまで使える?
- 動画生成(1日あたり数回のクレジット制)
- 画像のアップロード
- 口パク/表情テンプレートの適用
ただし透かし(ウォーターマーク)が入る/秒数制限(5秒以下)/音声連携なしなどの制限があります。
商用利用は可能?クレジット表記の有無は?
商用利用には有料プランが必要です。
無料ユーザーは出力動画にhailuoのロゴが強制表示され、商用利用は禁止とされています。
有料プランに加入することでロゴ削除・商用ライセンスの取得が可能です。
どんな用途に向いている?
- SNS用プロモーション動画
- VTuberの動作テストやデモ
- LPに載せる表情アニメーション
- アイキャッチとしての顔アニメGIF
1人のキャラを“表情豊かに動かしたい”場面で特に力を発揮します。
他のAI動画生成ツールとの違い
項目 | hailo ai | Pika Labs | D-ID |
---|---|---|---|
画像から動画 | ○ | ×(動画編集中心) | ○ |
音声読み上げ連携 | ○ | △ | ◎(TTS精度が高い) |
秒数 | 約3〜10秒 | 1〜4秒 | 5〜15秒 |
日本語対応 | UIは英語/プロンプト日本語対応 | 一部日本語可 | ◎(UI・音声とも対応) |
hailo aiは“動きの精度”に特化したショート動画生成ツールです。
hailo aiの動画生成の使い方をステップで解説
- 画像のアップロードと形式の注意点
- プロンプトの入力方法(構文と例)
- エフェクトやリップシンクの選択
- 解像度やアスペクト比の設定
- 動画の長さ・秒数の制限
- 生成後の編集・保存・透かし削除方法
- スマホとPCの操作画面の違い
- よくある失敗と対処法(invalid imageなど)
1. 画像のアップロードと形式の注意点
hailo aiでは、静止画像をベースにモーションを加える仕組みのため、最初にアップロードする画像の品質が非常に重要です。
- 対応形式:JPG・PNGが推奨されています。BMPやGIFなどの形式は未対応の可能性あり。
- 顔の向き:真正面を向いた人物写真が最も高精度に動作します。横顔や斜めの角度は表情認識精度が下がる場合あり。
- 画質:解像度が低い、もしくはボケている画像では、AIが顔のランドマーク(目・口・輪郭など)を正しく検出できず、「invalid image」エラーが出る可能性があります。
- 明るさ・コントラスト:顔の陰影がはっきりしている画像のほうが、リアルな表情生成が可能。
背景はシンプルな方が好ましいですが、AIが背景処理を自動で行うため、必ずしも透過や白背景である必要はありません。
2. プロンプトの入力方法(構文と例)
hailo aiでは、「プロンプト」とは画像に加える動作や感情のテンプレートのことを指します。英語の短い命令文で指定するのが基本です。
- 基本構文:動詞+補足情報(例:
smile
/look left
/nod slowly
) - 複数指定は不可、1動作ごとに選択
- カスタムテンプレート:一部プリセットでは「happy greeting」「thinking」などの複雑なモーションも選べます
smile
→ 微笑むlook right
→ 右を見るblink
→ まばたきするtalk
→ 口を動かす(リップシンクと組み合わせ)
3. エフェクトやリップシンクの選択肢
動画に表情だけでなく音声を加えることで、より魅力的なアニメーションを作ることができます。hailo aiでは、以下の2つの音声連携機能が用意されています。
- 音声ファイルのアップロード:自分の声で録音したMP3/WAV形式の音声をアップ可能
- テキスト読み上げ(TTS):AIがテキストを自然な音声に変換し、リップシンク(口の動き)と連動
リップシンクは有料プランのみの機能であり、無料プランではTTSの選択肢や音声品質に制限があります。
- 現状は最小限のエフェクトのみ(光、ぼかし、カラー調整など)
- 「リアルさを損なわない」シンプルな編集が中心
- 文字入れやBGM挿入などは別アプリでの後処理が推奨されます
4. 解像度やアスペクト比の設定
hailo aiはSNS向けの動画作成に特化しており、用途に応じてアスペクト比と解像度を選択できます。
- 1:1(正方形):Instagramフィード向け
- 9:16(縦型):TikTokやYouTube Shorts向け
- 16:9(横型):YouTubeやWEBサイト向け
- 無料プランでは1:1または16:9のみ使用可能なケースあり
- 高解像度出力(フルHDなど)は有料限定
5. 動画の長さ・秒数の制限
hailo aiの出力動画は非常に短尺(3〜10秒)で、SNSや広告素材として使いやすい仕様です。
- 無料プラン:最大5秒まで(動作テンプレートに制限あり)
- 有料プラン:最大10秒前後(TTS・複雑モーションも可)
クレジット消費制になっており、音声付きテンプレートや高精度動画は1本あたりの消費量が多め。使用頻度に応じて課金プランを選ぶのがおすすめです。
6. 生成後の編集・保存・透かし削除方法
作成した動画はMP4形式でダウンロード可能。ダウンロードボタンは生成完了後に画面下部に表示されます。
- 無料版:ウォーターマーク(hailuo.aiのロゴ)が自動で挿入される
- 有料版:ウォーターマーク削除可能+高画質で保存可能
一度ダウンロードした動画は他の編集ツール(Canva、CapCutなど)で追加編集も可能です。
7. スマホとPCの操作画面の違い
hailo aiはブラウザベースのツールであり、スマホ・PCの両方に対応していますが、UIや機能に若干の差があります。
項目 | スマホ版 | PC版 |
---|---|---|
音声アップロード | △(非推奨) | ◎ |
動作テンプレ選択 | ○ | ◎ |
リップシンク調整 | × | ◎ |
細かい設定変更 | △ | ◎ |
出力スピード | ○(やや遅い) | ◎(高速) |
本格的に使いたい方は、PC版での操作がおすすめです。
8. よくある失敗とその対処法
hailo aiを初めて使う方がよく直面するエラーと、その原因・対処法を以下にまとめます。
エラー内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
invalid image | 顔が写っていない/画像形式が非対応 | JPGかPNGに変換+顔が中心に写る画像に差し替え |
黒画面で停止 | 通信エラー、ブラウザキャッシュの影響 | キャッシュ削除、ブラウザ変更(Chrome推奨) |
音声がずれる | TTS設定ミス、速度調整不足 | テキスト見直し、別テンプレで再生成 |
出力が遅い | 同時アクセス多発、PC性能不足 | 時間を変える/PCスペック確認 |
まとめ
- hailo aiは画像から動画を自動生成できるAIツール
- 口パクや表情変化のモーションが自然
- 無料でも使えるが、商用・ロゴ削除は有料
- 音声やテキスト連携も可能(TTS機能)
- 出力形式や秒数に制限あり
- スマホよりPCの方が高機能で使いやすい
- リップシンク対応で会話動画も作れる
- SNS投稿やプロモーションに最適
- 他ツールより動作がなめらか
- 商用利用にはライセンス規約の確認が必須