AIイラストを描いていて、「目の形が理想通りにならない…」と感じたことはありませんか?
目元はキャラクターの印象を大きく左右する重要なパーツ。
特にStable DiffusionやMidjourneyで自然な表情を出すには、「目の形プロンプト」の使いこなしがカギとなります。
本記事では、「つり目・たれ目・丸目」などの特徴別の英語プロンプト、表情との組み合わせ方、モデルごとの反映率までわかりやすく解説!
目元にこだわりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 「目の形 プロンプト」の基本と種類がわかる
- つり目・たれ目・丸目などの印象別プロンプトが学べる
- 英語指定のコツと表情との組み合わせ方も解説
- Stable Diffusion・Midjourneyでの違いや注意点がわかる
目 の 形 プロンプトとは?AI生成で印象はどう変わる?

- 目の形がキャラクターに与える印象とは?
- AIイラストにおける「目元」の影響力
- 表情・顔のバランスに与えるポイント
目の形がキャラクターに与える印象とは?
目の形は、キャラクターの印象を決める大きなポイントです。
たとえば「つり目」はシャープでクールな印象を与え、「たれ目」はやさしくて親しみやすい印象になります。
また「丸い目」は純粋さや無邪気さを演出できるなど、目の形ひとつで感情や性格までも表現できるんです。
AIイラストにおける「目元」の影響力
Stable DiffusionやMidjourneyなどのAIツールでは、目元のプロンプト指定がとても大切です。
というのも、AIは目を「感情の出やすいパーツ」として捉えていて、表情全体に大きな影響を与えるから。
たとえば「gentle eyes」や「sharp gaze」といった一言を加えるだけで、キャラクターの雰囲気がガラッと変わることもあるんですよ。
表情・顔のバランスに与えるポイント
目だけを単独で指定するよりも、眉・口・輪郭とのバランスを意識してプロンプトを書くことで、より自然な顔立ちに仕上がります。
たとえば「narrow eyes」だけだと怒っているように見える場合もありますが、
「narrow eyes, soft smile」と加えることで、やさしく微笑むような穏やかな表情になります。
AIにとって「目元」は、キャラの心を伝える重要な情報源。
だからこそ、目の形にこだわったプロンプト設計が、理想のイラストづくりには欠かせないんです。
AIで目の形を指定するプロンプトの書き方は?



- “almond eyes” や “round eyes” などの基本語句
- 「つり目・たれ目・細目」などの日本語の置き換え例
- 感情や性格とセットにした英語指定のコツ
- Midjourney/Stable Diffusionでの違い
“almond eyes” や “round eyes” などの基本語句
AIイラスト生成でよく使われる目の形に関する英語表現として、以下のような基本語句があります。
- almond eyes(アーモンド形の目):自然で整った印象を与える
- round eyes(丸い目):あどけなさ、幼さ、驚きの表現にも
- slanted eyes(つり上がった目):シャープでクールな雰囲気
- droopy eyes(垂れた目):やさしさやおっとり感を演出
- narrow eyes(細い目):微笑みや安心感、集中している雰囲気
これらの語句は、キャラの雰囲気づくりに直結するので、感情や性格に合ったワード選びがポイントになります。
「つり目・たれ目・細目」などの日本語の置き換え例
日本語での印象に近いニュアンスを、英語プロンプトでどう表すかも重要です。
- つり目(きりっと鋭い)
→ “slanted eyes”, “sharp gaze”, “fierce eyes”, “confident expression” - たれ目(優しげ・おっとり)
→ “droopy eyes”, “gentle gaze”, “soft eyes”, “calm expression” - 細目(微笑み・安心感)
→ “narrowed eyes”, “squinting”, “smiling eyes”, “relaxed expression”
AIには“日本語の形容”が伝わりづらい場合もあるため、ニュアンスの近い英語に翻訳して使うのがコツです。
感情や性格とセットにした英語指定のコツ
目の形だけでなく、感情・表情の要素を加えることでイメージが伝わりやすくなります。
例:
- “round eyes, cheerful smile” → 活発で元気なキャラ
- “narrow eyes, soft smile” → やさしく微笑む
- “almond eyes, serious expression” → 知的で落ち着いた印象
こうしたセット指定は、「このキャラはどういう人か?」という性格づけにもつながるので、ストーリー性を持たせたい時にも有効です。
Midjourney/Stable Diffusionでの違い
AIツールごとに、目の形の再現力や解釈にも違いがあります。
- Midjourney
→ 印象重視でふわっと表現されやすい。具体的なプロンプトより「雰囲気」が優先される傾向。構図やスタイルが優先されるため、精度を高めるにはリファレンス画像やバリエーション比較が有効。 - Stable Diffusion
→ より詳細な指示が反映されやすく、LoRAやカスタムモデルの活用で細かな表現も可能。プロンプト設計次第で垂れ目・つり目の差別化も明確にできる。
どちらも得意分野が異なるので、「自然な雰囲気」重視ならMidjourney、「ディテール重視」ならStable Diffusionがおすすめです。
目の形プロンプトの具体例と配置テクニック



- 美少女・少年キャラに使える実用プロンプト例
- プロンプト文中の効果的な位置とは?
- ポーズ・構図との兼ね合いで注意すべき点
- ネガティブプロンプトでの補助指示も有効?
美少女・少年キャラに使える実用プロンプト例
AIで可愛らしいキャラクターを生成したいときは、目の形を含むプロンプトを工夫することで印象がぐっと良くなります。
美少女キャラ向けプロンプト例:
cute girl, almond eyes, big sparkling eyes, soft gaze, gentle smile, detailed eyes, anime style"
少年キャラ向けプロンプト例:
"young boy, round eyes, energetic expression, lively look, natural face, colorful anime style"
さらに性格づけも意識すると、より「生きたキャラ」になります。
たとえば、おっとり系少女には “droopy eyes, soft expression” を、元気系少年には “bright round eyes, cheerful smile” などを使い分けると◎。
プロンプト文中の効果的な位置とは?
プロンプト内の語順は、AIがどの特徴を重視するかに大きく影響します。
- 重要な特徴(例:目の形)は文の前半に入れるのが基本です。
- キャラのパーツ指定は「顔」よりも前に置くと強く反映されやすくなります。
例:
"almond eyes, soft expression, gentle smile, school uniform, japanese girl"
このように、顔の特徴はできるだけ主語の直後に置くと安定して反映されます。
ポーズ・構図との兼ね合いで注意すべき点
目の形を指定しても、キャラクターの顔が正面を向いていない場合は効果が薄れたり、見えにくくなることも。
例えば:
- 真横向きの構図では「両目が見えない」ため、細かな目の特徴が表現されづらくなります。
- 顔が下を向いていると、たれ目・つり目の違いもわかりにくい場合があります。
正面・斜め45度の構図や、バストアップ〜顔アップなどの表現と組み合わせると、目の形をしっかり見せられるのでおすすめです。
ネガティブプロンプトでの補助指示も有効?
はい、とても有効です。目元が崩れやすいAIでは、ネガティブプロンプトでの補正が大切です。
たとえば:
bad eyes, poorly drawn eyes, blurry face, asymmetrical eyes
などをネガティブプロンプトに入れることで、目の形が安定しやすくなります。
また、つり目やたれ目を強調したいときは、反対の特徴をネガティブに指定しておくのも効果的です。
例:
- つり目を作りたい → “droopy eyes” をネガティブに
- たれ目を作りたい → “sharp eyes” をネガティブに
こうした「補足的な消去指定」が、目元の表現の精度を高めるポイントです。
よくある質問(Q&A)



まとめ|目の形 プロンプトを使いこなす!AIイラストの印象を自在に
- 目の形はキャラの印象を決める大事な要素
- つり目・たれ目・細目などで雰囲気が一変する
- プロンプトは英語表記が安定しやすい
- “almond eyes” や “downturned eyes” などが基本ワード
- 性格・感情のワードと一緒に指定するのが効果的
- Midjourneyは全体構図、SDは細かい制御に向く
- プロンプト内の順序で出力結果が変わる
- ネガティブ指定で回避・抑制も可能
- 画像のアングルにも気を配るとより理想に近づく
- 実例を見ながら少しずつ調整していくのが成功のカギ