ZoomやGoogle Meetの会議を自動で録音・文字起こししてくれる便利なツール「tldv(Too Long; Didn’t View)」。使ってみたいけど「どう始めればいいの?」「日本語でも使えるの?」と迷っていませんか?
この記事では、tldvの基本的な使い方から、ZoomやMeetとの連携方法、自動文字起こしの手順、無料プランの範囲まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
- tldvの使い方とZoom・Meetでの連携手順がわかる
- 自動録音・文字起こし・共有方法などの操作方法が理解できる
- 無料プランと有料プランの違いを比較して確認できる
- 精度を高めるコツやよくあるトラブル対処法も紹介
tldvの使い方とは?初心者でもわかる基本ガイド

- tldvとは?どんなことができるツール?
- tldvは日本語対応している?
- 無料プランと有料プランの違いは?
- どうやって始めるの?アカウント作成からログインまで
tldvとは?どんなことができるツール?
tldv(Too Long; Didn’t View)は、ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議を自動で録音・文字起こしし、議事録を生成してくれるAIツールです。
会議内容を一字一句聞き返す必要がなくなり、要点だけをすぐにチェックできるのが魅力です。
▷ 主な機能
- 会議の録音(Zoom・Google Meet対応)
- 自動文字起こし(英語・日本語など)
- 要点ハイライト機能
- 議事録リンクの生成と共有
- チームメンバーとのコメント機能
「会議の記録に追われる時間を短縮したい」というビジネスパーソンに特に人気のツールです。
tldvは日本語対応している?
はい、tldvは日本語にも対応しています。
ただし、初期設定は英語になっているため、使用前に日本語文字起こしが正しく動作しているか確認しましょう。
▷ 日本語利用時のポイント
- 会議中に話された日本語は自動で文字起こし可能
- ハイライト機能も日本語対応(やや精度にばらつきあり)
- ダッシュボードは基本的に英語表記(慣れれば問題なし)
- Chrome拡張機能のインストールで安定性UP
専門用語や方言には弱い部分もありますが、**「要点をざっくり記録したい」**という用途には十分使えます。
無料プランと有料プランの違いは?
tldvは無料プランでも基本機能のほとんどが使えるのがうれしいポイント。ただし、録音時間や一部の編集機能には制限があります。
プラン | 料金 | 機能の違い |
---|---|---|
無料プラン | ¥0 | 録音・文字起こし・ハイライト(制限あり) |
Proプラン | 月$20〜 | 長時間録音/より正確な文字起こし/音声ダウンロードなど |
Teamプラン | 月$30〜 | チーム全体の共有・分析・Slack連携など |
「まずは無料で試したい」「議事録だけ欲しい」なら無料プランで十分です!
どうやって始めるの?アカウント作成からログインまで
はじめての方でも、tldvの導入はとてもシンプルです。必要なのはGoogleアカウントまたはZoom連携のみ。
tldvの始め方|ステップごとの手順まとめ
- ステップ1:公式サイトにアクセス
https://www.tldv.io にアクセスします。 - ステップ2:アカウントを作成(無料)
「Sign Up」ボタンをクリックし、GoogleアカウントまたはZoomアカウントで簡単に登録できます。 - ステップ3:ブラウザ拡張を追加(推奨)
Chromeウェブストアで「tldv for Google Meet」などの拡張機能を追加しておくと、より快適に利用できます。 - ステップ4:ZoomやGoogle Meetと連携して準備完了!
連携設定が終わると、会議に自動でボットが参加し、録音や文字起こしが始まります。
🔰 ポイント:設定はすべてブラウザ上で完結。面倒なソフトインストールは不要です!
tldvの基本操作は?Zoom・Meetでの使い方を解説



- tldvをZoomに連携する手順は?
- Google Meetでの使い方は?
- 会議の録画・録音はどうやるの?
- 自動文字起こしはどう設定する?
- 議事録やハイライトはどう編集する?
- 書き起こしデータはどこに保存される?
- ダウンロードや共有方法は?
- 日本語の精度はどれくらい?
tldvをZoomに連携する手順は?
Zoomとtldvを連携させることで、会議の録音・文字起こし・要約が自動で行われます。
▷ 連携手順(初回のみ)
- tldv公式サイト(https://www.tldv.io)にアクセス
- 「Sign up」または「Log in」からZoomアカウントでサインイン
- 「Connect Zoom」ボタンをクリック
- Zoomの認証画面で「許可」を選択
その後、Zoom会議にtldvのボットが自動参加し、録音と文字起こしがスタートします。
Google Meetでの使い方は?
Google Meetでは、**Chrome拡張機能「tldv for Google Meet」**を追加することで利用できます。
▷ 手順
- Chromeウェブストアで「tldv for Google Meet」をインストール
- 拡張機能を有効にする
- Google Meetに参加すると、画面右にtldvの録音ボタンが表示
- 「Start Recording」をクリックして記録スタート
※録音が開始されると、Meet画面に「この会議は録音中です」の通知が出ます。
会議の録画・録音はどうやるの?
録音・録画はZoom/Meetともに自動またはワンクリックで開始できます。
- Zoom:会議開始後、自動でtldvが参加し録音スタート
- Meet:拡張機能の録音ボタンを手動で押して開始
録音中は「tldv bot」が会議に入っているので、参加者にもわかる設計です。
自動文字起こしはどう設定する?
録音と同時に、tldvがAIで文字起こしを自動生成します。
追加の設定は不要ですが、言語選択を確認しておくと安心です。
▷ 言語設定の確認方法
- tldvのダッシュボードを開く
- 会議タイトルをクリック
- トランスクリプト(文字起こし)画面右上で「Language: Japanese」を確認
※設定が英語などになっている場合は、日本語に切り替えて再実行しましょう。
議事録やハイライトはどう編集する?
録音が終わると、自動生成された議事録(Transcript)が表示されます。
必要に応じて、手動で要点のハイライトやメモ追加が可能です。
▷ 編集できる内容
- 発言ごとにコメントやタグを追加
- 不要部分の削除
- 重要ポイントへのラベル付け(Highlight機能)
編集した内容は、チームメンバーとも共有可能です。
書き起こしデータはどこに保存される?
すべてのデータはtldvのクラウド上に保存されます。
▷ アクセス方法
- tldvにログイン
- 左メニューから「My Meetings」または「Past Calls」を選択
- 録音済みの会議一覧が表示され、クリックすると内容を確認可能
クラウド保存のため、端末を選ばずどこからでも閲覧できます。
ダウンロードや共有方法は?
録音や文字起こし内容は、ダウンロードやリンク共有ができます。
▷ ダウンロードできるもの
- 音声データ(.mp3)
- 文字起こしテキスト(.txtや.doc)
▷ 共有方法
- 画面右上の「Share」ボタンからリンク生成
- メール・Slack・Notionなどと連携も可能
日本語の精度はどれくらい?
tldvの日本語文字起こしの精度は概ね良好ですが、次のような点に注意が必要です。
▷ 精度が高いパターン
- ゆっくり・はっきり話された会話
- 専門用語が少ない内容
- ノイズが少ないマイク環境
▷ 精度が下がることがあるケース
- 同時に複数人が話す場面
- 難解な専門用語が多いとき
- マイクの音質が悪い場合
ただし、あとから編集できる点が安心材料になります。
🎧 補足:精度を高めるには、外部マイクや静かな環境が有効です。
tldvを便利に使うコツと注意点まとめ



- 使えない・録音されないときの対処法は?
- セキュリティやプライバシーは大丈夫?
- 無料プランでの制限はある?
- 英語UIを日本語化できる?
- 文字起こしの精度を上げる設定とは?
- tldv以外のおすすめ議事録ツールはある?
使えない・録音されないときの対処法は?
「会議が終わったのに録音されていない…」といったケースでは、以下の点をチェックしてみましょう。
対処法のチェックリスト:
- 会議前にtldvがZoomまたはGoogle Meetに正しく連携されていたか
- Meetの場合は、Chrome拡張が有効になっていたか
- ブラウザのポップアップやマイク許可がブロックされていないか
- アカウントが有効であるか(ログイン状態・プラン制限)
また、ボットが参加しなかった場合は手動で録音を開始することも可能です。会議開始前に一度テストしておくと安心です。
セキュリティやプライバシーは大丈夫?
tldvは海外製のツールということもあり、「情報が漏れないか心配…」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、tldvはGDPR(EUの個人情報保護規則)に準拠しており、データの暗号化やアクセス制御がしっかり設けられています。
- 音声・文字起こしデータはSSLで暗号化
- チーム外のユーザーにはアクセス制限可能
- 録音ボットの参加は会議参加者に通知される設計
企業・教育機関でも導入されている実績があるため、通常のビジネス利用であれば安心して使用できます。
無料プランでの制限はある?
はい、tldvは無料でも多くの機能が使えますが、いくつか制限があります。
無料プランの主な制限:
- 1会議あたりの録音時間に上限(60分前後)
- ダウンロード可能なフォーマットに制限あり
- チーム共有やSlack連携など一部機能は使用不可
- ハイライトや自動要約は回数制限あり
とはいえ、基本的な録音・文字起こし・要点の確認は無料でも十分活用できます。
英語UIを日本語化できる?
残念ながら、tldvは現在のところ日本語UIには対応していません(2025年8月時点)。
ただし、以下の工夫で日本語でも使いやすくできます。
- Chromeの「ページ翻訳」機能を活用する
- 会議内で話される言語は日本語でも正しく文字起こし可
- UIの英語はシンプルなので、慣れれば直感的に操作可能
初めは戸惑うかもしれませんが、「Transcript」「Highlight」などの用語に慣れればスムーズに使えます。
文字起こしの精度を上げる設定とは?
tldvの精度は高いですが、設定や使い方によってさらにクオリティを上げることが可能です。
おすすめの工夫:
- 音声入力の言語を「Japanese」に設定する
- 外付けマイクや静かな環境で話す
- 話す人の声が重ならないよう、順番に発言する
- Zoom/Meetの音声設定で「ノイズキャンセリング」を有効にする
また、会議の冒頭に簡単な自己紹介をしておくと、AIが話者の識別精度を高めてくれることがあります。
tldv以外のおすすめ議事録ツールはある?
はい、tldvのほかにも便利な議事録ツールはいくつかあります。
用途や好みによって使い分けるのもおすすめです。
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Notta | 高精度な日本語文字起こし。操作も日本語UIでわかりやすい |
Otter.ai | 英語会議に強い。リアルタイム要約も高精度 |
jamt(ジャムット) | 日本製AI議事録。Zoom連携が簡単。Slack共有も便利 |
texter | ブラウザ完結のシンプル議事録ツール |
tldvは英語UIでも強力な機能が揃っていますが、「日本語対応のしやすさ」を重視するなら国産ツールも一度試してみる価値があります。
よくある質問(Q&A)



tldvの使い方まとめチェックリスト
- tldvは会議を録音・文字起こしできるAIツール
- ZoomやGoogle Meetと連携して使える
- 日本語にもある程度対応している
- アカウント作成は無料で簡単
- 自動でハイライトや議事録も生成可能
- 録音内容はクラウドに保存される
- 無料プランでも基本機能は利用可能
- 使えないときは連携設定を見直す
- セキュリティも基本的には安全設計
- 操作に不安がある人でも使いやすい設計
- 議事録ツール選びに迷っている人にもおすすめ